2023年10月16日(月)~ 2023年10月20日(金)にかけて、北海道函館市 赤川・美原エリアにおいて「未来大AIマース2」の実証運行を開始します。本実証運行は、公立はこだて未来大学の重点研究プロジェクト・スマートシティはこだての一環として、かつ公益財団法人 北海道科学技術総合振興センター(略称「ノーステック財団」)のチャレンジフィールド北海道事業の採択を受け、公立はこだて未来大学主催のもと、未来大発のベンチャーである弊社をはじめ、地域の公共交通事業者、小売事業者、交通情報提供サービス事業者が参画する産学連携で実施されます。
2回目の実証運行となる今回は、弊社提供のAI便乗交通サービス (SAVS)を活用した貨客混載ドローン実験として実施され、先進技術を活用することで、低コストで持続可能かつ、貨客混載が可能なデマンド交通運行の実現性を探ります。貨客混載とは、人と荷物を一緒に輸送・送迎する形態のことを指します。今回の実証運行では、商品配達を希望する際、利用者は商品が販売されている店舗を商品が乗車する場所として指定し、商品の配達先を降車する場所として指定します。つまり、商品の配達要求をあたかも人の乗車要求のように発出することで、貨客混載を実現しています。本実証運行を通じ、未来大の学生、教職員、来訪者の通学や、市民の買物等における生活交通の利便性向上を目指します。
運行エリア
実証運行概要
- 受託事業:ノーステック財団 令和5年度 チャレンジフィールド北海道事業
- 運行期間:2023年10月16日(月)~ 2023年10月20日(金)
全5日間 - 運行時間:10:00~16:00(13:00~14:00は休憩時間のため運休)
- 運行エリア:北海道函館市 赤川・美原エリア ※乗車場所,降車場所,荷物配達場所が「運行エリア」に含まれていなければならない
- サービス利用対象者:※要事前登録
①公立はこだて未来大学関係者
学生、教職員、来訪者
②サッポロドラッグストアーのEZOCA会員を中心とした住民の利用希望者
サツドラ店頭での募集 - 料金:無料 ※ただしアンケート回答への協力を前提
- 利用方法:WEBアプリ
参画団体・企業の役割
組織名 | 役割 |
公立はこだて未来大学(主催) | 企画 / 事業統括 / ドローン改造・操作 / 広報 |
株式会社未来シェア | SAVS(配車計算サービス)・スマホWebアプリ・事後アンケート |
函館バス株式会社 | 車両運行業務 |
サツドラホールディングス株式会社 | サービス利用者獲得支援 / 商品購入先の提供 |
函館トヨペット株式会社(協力) | 車両提供(2台) / 保険・事故対応 |
関連リンク
- 未来シェア 2022.11記事:函館市 赤川・美原エリアで「未来大AIマース」の実証実験を開始します