株式会社未来シェアが実験に協力している、総務省SCOPE(地域ICT振興、研究代表者:公立はこだて未来大学 平田圭二教授)のもとで研究開発を進めてきたSmart Access Vehicle Service (SAVS)が、11月1日より群馬県太田デイトレセンターにて、その通所者様を対象とする実証実験を開始します。太田デイトレセンターは、株式会社エムダブルエス日高(群馬県高崎市、代表取締役社長:北嶋史誉氏)が管理運営する高齢者のトレーニングを兼ねたデイサービスセンターで、1日あたり約200人の通所者が利用しています。
『福祉Mover』について
太田デイトレセンターの通所者の方々に、センターが所有する38台の介護送迎車両を用いて、『福祉Mover』というサービスを提供します。使用される介護送迎車両の中には、車椅子リフト付きの車両の導入もされており、車椅子での乗降が容易に行なえます(写真)。この『福祉Mover』サービスを実現するためにSAVSの技術が使用されています。通所者の方々が、例えば通院や買い物等で外出をする際に、スマートフォンを使って送迎中のデイサービス送迎車をSAVとして呼び出すことができます。
10月17日には太田デイトレセンターで利用者・ケアマネージャー様向け説明会が開催されました。本実証実験は2019年1月末日まで続けられる予定です。
福祉Mover+SAVSの試乗会のお知らせ
SAVSの技術を使用した、福祉Moverの試乗会を行ないます。
ご興味のある方は、ご参加ください。
- 日時:10/29(月)13:00~16:00
- 場所:MWS日高 太田デイトレセンター 群馬県太田市台之郷町275-1
https://mws-hidaka.jp/publics/index/100/ - 最寄:東部伊勢崎線太田駅、または両毛線足利駅からタクシーで15分
- 内容:
- 13:00 ~ 14:00 福祉送迎車両を利用した「福祉Mover + SAVS」の説明と質疑応答
- 14:00 ~ 16:00 太田市内での試乗会(スマートフォンをお持ちの方)
お問い合わせ
お問い合わせ:公立はこだて未来大学 複雑系知能学科 知能システムコース
教授 平田 圭二
関連リンク
- 総務省戦略的情報通信研究開発推進事業「SCOPE」:「地方創生に貢献するICT研究開発を採択」