
R7年度地域交通DX推進プロジェクト「COMmmmONS」内の「GTFS-Flex/Ondemand活用システムの開発プロジェクト」において、技術協力を行いました。本プロジェクトの成果をまとめたテクニカルレポートが、国土交通省ウェブサイトにて公開されましたのでお知らせいたします。
プロジェクトの概要と目的
本プロジェクトは、AIデマンド交通などの柔軟な運行形態を持つ公共交通において、乗換検索サービス等へのデータ連携を円滑にすることを目的としています。
従来、デマンド型交通は固定の時刻表やバス停を持たないため、標準的な公共交通データ形式(GTFS)での表現が困難でした。本研究では、それらに対応した拡張規格である「GTFS-Flex」および「GTFS-Ondemand」を活用し、システム間連携や利用者への情報提供を最適化する手法を検討しています。
当社の役割
当社は、AI配車計算エンジン「SAVS(Smart Access Vehicle Service)」の提供元として、本プロジェクトに以下の技術協力を行いました。
- GTFS-Flex対応APIの開発と提供:SAVSが管理するリアルタイムの運行情報や車両情報を、GTFS-Flex規格に準拠した形式で出力・提供できるAPIを開発しました。これにより、外部の検索エンジンやMaaSプラットフォームに対して、デマンド交通の動的な情報をシームレスに受け渡すことが可能となりました。
- 実証データに基づく技術的アドバイス:実際の運行現場で発生するデータの特性に基づき、規格の実効性やシステム実装における課題抽出などの知見を提供しました。
用語解説
- GTFS-Flex:公共交通データの標準規格であるGTFS(General Transit Feed Specification)の拡張版です。決まったルートや時刻表を持たない「デマンド型交通」や「自由乗降区間」などの情報を、乗換検索サービス等で扱えるようにするための規格です。
- GTFS-Ondemand:日本国内のオンデマンド交通の特性に合わせて検討されているデータ形式です。予約方法や運行エリアなど、デマンド交通特有の情報を標準化し、MaaSアプリ等での正確な情報提供を実現します。













