さる2025年1月14日(火)14:00~16:00、浜松市アクトシティコングレスセンターにて、静岡県浜松市・磐田市・湖西市の主催で開催された「地域公共交通の未来を考える勉強会」の中で、未来シェアが交通シミュレーションに関する講習会と演習を行いました。
静岡県内の行政職員、交通系事業者をはじめ、現地会場は23名、オンラインは13名の方に参加いただきました。内容は、マルチエージェントシミュレーションの原理から、未来シェアが提供しているSAVSオペレーションシミュレータ (SAVSOS) を使った演習までを含み、未来シェアからは4名が講師と演習アシスタントを務めました。
参加者皆さまからのコメントとしては、2時間では足りなかった、シミュレータは思ったより簡単に操作できた、自分で考えた交通対策の効果を直ぐその場で確認することができた等がありました。
本勉強会の位置づけは、持続可能な公共交通サービスや交通事業を立案・実施するために、今後必須となるであろうシミュレーション技術への入門編でした。昨今いずれの地方自治体も、人口減少や運転手不足に直面しており、公共交通のサービス維持や無駄のない運行は全国共通の課題となっています。交通においても、エビデンスに基づく政策立案 (EBPM, Evidence-Based Policy Making) が基本手段であると認識されており、シミュレーションはその中核技術です。
今後も同様の交通シミュレーション講習会と演習の機会を通じて、日本の公共交通の発展に貢献できればと思っていますので、もしご興味のある方は未来シェアまでお声がけをお願い致します。

