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事業者
新潟交通株式会社
バス車両での実験
場 所 | 新潟市中央区しも町エリア |
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日 程 | 2020/3/2~3/31(平日のみ) |
時 間 | 9:00~17:00 |
車 両 | 小型ノンステップバス2台(17座席) |
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対 象 | どなたでも利用可 |
料 金 | 210円 |
SAVS導入の理由とその際の要望
旧市街地である新潟市中央区しも町エリアは、現在では高齢化が進み、自家用車を持たない住民にとって路線バスは通院や買い物など生活に必要な足となっています。
しかしながら、人口減少が進む中でバス利用者も減少、乗客のないまま走行する時間も多い定時定路線バスの運行は必ずしも効率的とは言えません。また、バス利用者は決められた路線に従って生活をしているため、行きたい時間に行きたい場所へ移動ができているかどうかは疑問の余地があります。
効率的な運行と利便性の向上を同時に満たす可能性のある、オンデマンド交通への期待としてSAVSを使った実証実験を行いました。
実証実験実施で実現できたこと
通常のバス車両を使用するため、エリア内を自由に運行することは難しく、走行できる道路は限られています。場所によっては長時間の停車も困難となります。
この道路網内を、移動需要に応じて最短ルートで走行することが効率化の鍵であり、乗降できるバス停の選定も重要です。SAVSによるリアルタイムな走行ルート変更に運用面でも追随できるよう、走行試験や実地テストを繰り返し、安全面も十分配慮した上で実験を行いました。